おかじいの害虫・白蟻(シロアリ)発見伝
シロアリは冬眠しません・アリの種類ではなく・ゴキブリの仲間です。
そろそろ害虫や白蟻の活動が活発になる季節です。
ほとんどの害虫は冬眠しますが、シロアリは、冬眠しません。
白蟻(シロアリ)の被害は、築20年ぐらいの家では、3軒に1件の被害率です。現在は床下がコンクリート(タタキ)を引いているお家が増えています。湿気対策はある程度緩和していますが、お家を建てた場所や環境で湿気がだいぶ違います。
白蟻の被害が3軒に1件の割合ですが、住んでいる家族がシロアリを見たことがないという、奥様やご主人もいるほどです。
シロアリは光や空気に長く触れると死んでしまいます。
その理由は、シロアリの生態を調べると理解できます。まず、シロアリは冬眠をしません。皆さんはシロアリをアリの仲間だと思っている方がほとんどです。
実は、ゴキブリの種類なんです。しかも、1年中活動しています。それなのに、シロアリを見たことがない方が多いのは、光や風に長く振れる皮膚が乾いて死んでしまいます。つまり身を隠しながら活動しています。
一日に100以上の卵を産み続けます。
シロアリは土の中に巣をつくります、一つの巣に3万匹のシロアリが存在します。兵アリ、職アリ、ニンフ、女王アリ、王アリに分類します。王アリと女王アリは、毎日交尾して1日100以上の卵を産みます。
食べ物は勿論、木材です。
土の中から木材まで移動するのに、切り株や地面に置き去りの木材は土の中から直接木の中身から食べていきます。中身を食べ続けることで、シロアリの身体が空気や光を避けて生存できるのです。
シロアリの通る道・蟻道
地面から、木材が離れている場所は、土のトンネルをつくりながら木材まで移動していきます。これを蟻道といいます。
このトンネルのおかげで白アリは、光りと空気を避けながら移動して木材に到達します。例えば床下に白アロの巣が出来たら・・・。どうでしょう!?
湿気はあるし、暗くて空気の流れがあまりない、シロアリにとっては最高の環境なんです。床板やつか柱など木材が沢山あります。
シロアリは座頭市・目がありません。
シロアリは、目がありません。臭いで木材に到達します。絶えず仲間と移動し続けています。仲間とはぐれないように、身体からフェロモンを出しながら仲間に知らせて移動しています。食べ物は決して独り占めしません。社会性をもった昆虫です。
4月・5月・6月は、シロアリの繁殖期
春先や梅雨にかけて、羽アリが出始めます、お風呂場や水回りに羽がいっぱい落ちているのを見たことがある人はいると思いますが。
羽アリ同士のオスとメスが結婚する儀式がこの時期なんです。
ご自分のお家を、シロアリの被害から守るには被害にあわぬうちに、きちんと床下の点検と防除薬を活用することです。
決して自分でやらず防除士の資格のある信頼のおける業者に依頼してください。
無料で床下の調査・点検をしてくれる業者もあります。